ソニーの就職&転職難易度は?業界未経験・第2新卒でも入社できる?

ソニーの就職&転職難易度は?業界未経験・第2新卒でも入社できる?

ソニーに転職・就職したいと思っていませんか?

「ソニーに転職したい・就職したい」とお考えの方向けに、総合電機メーカー大手のソニーについて転職・就職の難易度や年収、さらには転職を成功させるための方法まで、徹底的に解説していきます。

ソニーの素晴らしいところは企業としての製品ではあるものの、それを作る技術者への感謝を前面に押し出しているところです。

まじめな技術者が最大限の力を発揮してくれているからソニーは製品を発表できると考えています。

そしてその最大限に発揮する場を設けることも約束しています。この事からもソニーの自社製品への自信とそして何よりの愛を感じれます。

自分達が納得できる商品を世に出すことが、一番の社会への貢献と信じ、今日もソニーは努力を重ねている素晴らしい企業であり、世界に誇れるグローバル企業です。

そんな人気企業であるソニーへの転職はどのように行うべきか?採用コンサルタントとして数多くの支援をしてきた経験をもとに解説します。

実際にソニーの採用面接で聞かれた質問についても、同社での面接経験のある方から聞いたものでもありますので、質問内容が気になる方も必見です。

ソニーの就職難易度&転職難易度

結論から言うとソニーの転職難易度はズバリ高いと言えます。

その理由は、ソニーは知名度があり人気企業となるため、転職希望者が多く競争率が激しいからです。

転職サービスdodaが発表している「転職⼈気企業ランキング2021」の総合ランキングにおいて、ソニーは3位にランクインしています。

転職エージェントの活用などによりしっかり準備して対策を行わないと内定獲得が難しい会社だといえます。

dodaでは約60案件もの求人が出ておりますが、管理部門からソフトウェアエンジニア・ロボティクスエンジニアと幅広い業種で募集していますが比較的エンジニア系の求人が多いです。

ソニーの会社概要と事業内容

ではまず、ソニーの会社概要と事業内容についてそれぞれ見ていきましょう。

・会社概要


・事業内容

ソニーの主な事業内容は、エレクトロニクス・プロダクツ&ソリューションとなり、生活の中で身近な存在である音響機器やスマートフォンなどを開発・製造しています。

私たちの生活に無くてはならないものと言っても過言ではない製品を世に提供しており、多くの人が活用しています。

・ソニーの売り上げ

上記グラフを見て頂いても分かる通り、2021年以降右肩上がりに売り上げは上昇しており、10兆円を突破していることが分かります。

ソニーの中途採用求人募集職種

管理部門系

転職サイトdodaの求人広告を見ると、財務スペシャリスト、経理、内部監査、ファンド管理、経営企画、広報・ブランド戦略、人事(CHRO・人事制度)などが出ています。

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セールス

海外営業、次世代モビリティサービスの営業などが出ています。

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エンジニア

ロボティクス研究開発、クラウド、バックエンド、DX推進、UIUXビジュアルデザイナーなどが出ています。

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ソニーの就職&転職に必要なスキル

どの職種においても共通であるのは以下の点です。

▷夢と好奇心を持ち、それをソニーに生かせそうな人
▷明確なキャリア設計ができている、それをソニーで実現できると考える人
▷ソニーで働きたい強い意志があること

 
職種によっては、入社・昇格に伴って英語力(TOEIC650点以上)を求めています。グローバル企業でありますので英語力のある方のほうが評価されやすい傾向にあります。

ポータブルスキル

ソニーに限った話ではないですが、転職においては基本即戦力を求められますので、異業界出身者であっても業界や環境問わず生かせるスキルを保有していることが前提になります。

コミュニケーション能力、主体性、課題解決力を強く求める傾向にあります。

コミュニケーション能力

世界に誇れるプロダクトを作っている会社であり、自分1人で行うことは少なくチームで進める仕事が多いので社内外とのコミュニケーションスキルが必要です。

主体性

他責ではなく、ユーザー視点に立って考え、使いやすさやこれまでにない価値など他商材よりも高い優位性を企画し主体的に考え実行する主体性。

課題解決力

どんな商品が売れるかなど正解がない世界なので、どんなものが好まれるのか、どんな課題が想定されどのように解決していくのが得策なのかを考える課題解決能がソニーで求められます。

以下は以前、HPの職種紹介ページで語られた内容です。

デジタル一眼カメラの交換レンズでは、ソニーは後発でありチャレンジャーというポジション。交換レンズそのものの経験やノウハウが少なく、試行錯誤の毎日です。それだけに、自らの知恵や分析を活かした計画立案・提案の余地があり、そこが一番の魅力と感じています。その知恵を活かす際に私が大事にしているのが”肌感覚”です。それは、入社3年目に駐在したタイの製造拠点での体験が大きく影響しています。

赴任時にタイで発生した未曾有の大洪水で、ソニーの工場も浸水の被害に遭いました。停電で真っ暗な工場の中で腰まで水に浸かって復旧を模索。ゼロになった製造ラインを、一から立ち上げ直していく経験をしました。そこには、数多くの人の力と知恵の集結、さまざまなドラマ、ものづくりの凄みがありました。

この経験から、自分の携わっている製品がどのような現場の動きの中で製造されているのか、その第一線を肌感覚でつかむことが、計画立案という仕事には不可欠だと感じるようになったのです。計画は頭の中だけでつくるものではないのだとわかり、出張など機会があるごとに、できる限り国内外の生産・販売現場を見て生の声を聞くように心がけています。

現在、ソニーの交換レンズは数十のモデルがラインナップされていますが、私が担当になって3年、開発から製造、販売まで関わる人々すべての顔が思い浮かべられます。その顔を思い浮かべながら、現場で得た知見を、計画立案に活かしています。今後も自分の「肌感覚」を信じて、先行する競合他社に対し、チャレンジャーとしてどんどん仕掛けていく計画立案をしていきたいと思っています。

専門性

プレイステーションやウォークマン、サイバーショットなど世界中で愛される製品を次々と世に送り出してきたソニー。

ロボティクス、運動学、動力学、運動制御、行動計画及び制御理論、実ロボットに適応可能な機械学習技術、PMPLなどの即戦力としての専門性を持った方を求めています。

ソニーの採用面接で聞かれた質問

中途面接で聞かれる質問
・転職理由
・志望動機
・キャリアプラン
・なぜソニーなのか
・逆質問

 
ソニーの中途面接で聞かれる質問は特殊なものというよりかはべーっシックな内容が多いですが、かなり深く掘り下げてくる傾向にあります。

・転職理由

なぜ転職をするのか、を自身の中で少なくとも3回問いて即時にこたえられる状態に準備しておきましょう。

そしてその内容が現職の環境のせいのようなネガティブなものではなく、自身のキャリアプランにとっても転職をしないといけない動機をポジティブにとらえられるように回答すべきです。

転職のサポートをさせていただく中でも、ほとんどの方がネガティブな理由です。それも企業側も裏側では理解しています。

但し、企業側も採用コストをかけて事業成長につながる人材を採用しているわけなので環境のせいなどにして転職するような人材だとまた同じことを繰り返すのではないかと想定がしやすく

長期的に活躍頂けないのでは、と懸念を抱いてしまうので自己成長や自身のやりたいことがどうしても現職では叶わないことを訴えましょう。

・志望動機

なぜこの業界で働きたいのか、なぜソニーを選んだのかを転職理由に紐づけて考えましょう。

・なぜソニーなのか

業界トップでグローバル企業であることを切り口に考えるのが良いでしょう。それはSHARPや三菱電機など他社では実現できないのかという観点でも切り返しを考えておきましょう。

内定を複数とる方の特徴として、素直で正直で話す内容に一貫性があります。

回答例

ソニーの志望動機例文

転職理由は新商品開発をしたいからです。

世の中のユーザーがテクノロジーを通じて心豊かに過ごせるように、未だかつてない商品を自分の力でこの世に生み出したいと考えておりますが、現職で何度も上司へ相談したり社内異動制度を活用して新規事業開発部署へ申請しましたが、現ポジションの人で不足と私の課長職への昇進を優先したいといわれている状況で私のキャリアプランがかなえられない状況です。

貴社は様々な素晴らしいプロダクトをいくつも開発されています。私もそこに携わりたいですし、これまでの製造・チームマネジメントの経験も生かせると考えています。

単に企画するだけでなく製造の目線からも検討できます。これからはテクノロジー競争になると考えています。

業界トップで優秀な人材が多く集まり、本質的にユーザー生活インフラを変えてしまうほどインパクトを残せるプロダクトを世に出せるリソースのある貴社でないと実現できないと考えています。

・逆質問

最低3つは用意しておいてください。企業側は自社への意向度を見ています。

本ポジションで活躍する為の重要スキルは? 組織構成は?現状の事業の課題は?今後の展望、ビジョンは?など実際に自分が働くと考えたときに出てくる疑問を出しましょう。

くれぐれもここで、条件面や残業などは聞かないようにしましょう。条件面で選んでいると思われると即NGになる可能性が高いです。

ソニーに就職。転職後の年収は?

ソニーの平均年収は約1,044万円

続いて、過去5年間における年収の推移を見てみましょう。下は平均年収と平均年齢の推移を表したものです。

業界内での年収比較


ソニーの競合や同業界である日立製作所、三菱電機、日本電気、パナソニック、シャープの6社で平均年収を比較します。

各社の最新有価証券報告書に記載されている額は、日立製作所が902.6万円、三菱電機が806.9万円、日本電気が814.8万円、パナソニックが754.6万円、シャープが737.3万円です。

この6社の中で最高額はソニーの1057.1万円で、最低額がシャープの737.3万円。その差はおよそ320万円で、かなりの差があります。

ソニーの年収が高い理由

年収が高い理由の一つは、厳しい人材獲得競争です。

中国の通信機器メーカーである華為技術(ファーウェイ)は、新卒技術者の初任給40万円で採用する方針を固め、新卒の「青田買い」をしようと積極的な姿勢を見せています。

また東芝やシャープなど、電機メーカー大手が経営機器に直面している最中、理科系の学生の間では、実力次第で高額給与が望める外資系企業の人気が上昇しているのです。

ソニーはこのような動向の中で、成長戦略の中枢となるIoT(モノのインターネット)AI(人工知能)などの開発をするIT人材の確保を行うべく、新卒採用を33%増加させる方針であると表明しています。

また中堅人材の流出を食い止めるため、過去最高額の年間一時金6.9か月分とあわせて、年収ベースで約5%の賃上げに踏み切りました。AIなど先端技術の開発競争に勝ち抜くためには、月額の基本給に当たるベース給も引き上げる必要があると判断したことになります。

今春の労使交渉では、月収ベースで3%以上の賃上げをすると答えた企業は、わずか22.2%だったことが日本経済新聞の3月14日の調査でわかりました。

電機大手メーカーの年収の増加率が2~3%代のなか、ソニーは過去最高益の好業績を反映し5%もの賃上げを実現したのです。

ソニーへの転職成功確率を高める方法

ソニーへの転職成功率を最大限高める方法として、転職エージェントの活用をおススメします。

前提として、ソニーは即戦力人材を多く募集している形なので通常の求人サイト等で募集するケースはあまりないので応募するためには企業HPから直接応募するか転職エージェントに登録して応募するかの基本2択になります。

▼転職エージェントの仕組み

企業HPからの応募ですと、業界大手でもあり多数の応募に埋もれる可能性も高いため、面接対策等もしてくれる転職エージェントの利用をお勧めします。

以下、数ある転職エージェントの中でもおすすめの4社を厳選してご紹介致します。

doda

転職エージェント大手dodaであれば、企業の採用ページに掲載されていない非公開情報を多く利用していますし、dodaを手掛ける自社の採用でもあるので採用通過率も高まります。

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※dodaは新卒採用・第2新卒採用向けにもサービスを展開しているので中途でなくてもパーソルキャリアに入社したいというニーズにも応えられます。

マイナビエージェント

すでにdodaに登録したことがある、ほかのエージェントの話も聞いてみたい場合はマイナビエージェントをお勧めします。

リクルート、dodaに次いで多くの求人を持っている傾向にありますので、こちらの活用もおすすめです。

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ハタラクティブ

人材業界など問わず、営業職にチャレンジしたいなど業界業種未経験にジョブチェンジしたい方・正社員としてキャリアを積みたい方にはハタラクティブがおすすめです!

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JACリクルートメント

もし、メンバークラスよりかはマネジメント職に就きたいなどよりハイレイヤーのポジションに就きたいとお考えの方はJACリクルートメントがおすすめです。

求人ごとにコンサルタントが付いておりほかのエージェントよりも非公開情報を持ち合わせていることが多いですので通貨確率も上げやすいです。

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ぜひ今回の内容を参考に、ソニー株式会社への転職・就職を成功させて頂ければ幸いです!

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