パーソルキャリアの就職難易度は?転職求人倍率1000倍?

パーソルキャリアに転職・就職したいと思っていませんか?

「パーソルキャリアに転職したい・就職したい」とお考えの方向けに、人材業界大手のパーソルキャリアについて転職・就職難易度や年収、さらには転職を成功させるための方法まで、徹底的に解説していきます。

パーソルキャリアは、人材業界大手で当時のインテリジェンス・テンプスタッフの合併に伴いパーソルグループの中核企業としての位置づけになります。

dodaやテンプスタッフという、TVCMなどでもよく見かけるサービスを手掛け認知度も高く人気企業になっています。

そんな人気企業であるパーソルキャリアへの転職はどのように行うべきか?採用コンサルタントとして数多くの支援をしてきた経験をもとに解説します。

実際にパーソルキャリアの採用面接で聞かれた質問についても、同社での面接経験のある方から聞いたものでもありますので、質問内容が気になる方も必見です。

【2023年10月24日最終更新日】

パーソルキャリアの就職難易度&転職難易度

パーソルキャリアの転職難易度はズバリ比較的業界内でも高く、転職エージェントの活用などによりしっかり準備して対策を行わないと内定獲得が難しい会社だといえます。

人材業界大手、人材紹介業で見ると国内2番手の位置づけで行内外問わず優秀な人材が集まっているので難易度は高まっています。

営業職においては、単に営業経験のみならず課題解決能力、協調性、顧客志向性など様々な観点で評価しています。

またどの勤務地の募集で選考を進めるかも重要です。東京や大阪ですと、採用枠も多く通年採用していることもあり比較的可能性もありますが、
地方勤務の場合、欠員補充もしくは計画的な短期的な増員のみになる傾向があり採用枠も限られていますので難易度も上がります。

パーソルキャリアの会社概要と事業内容

ではまず、パーソルキャリアの会社概要と事業内容についてそれぞれ見ていきましょう。

・会社概要

・事業内容

▼パーソルキャリア自社ビル本社(南青山オフィス)の内観

パーソルキャリアは転職支援や求人情報サービス、アウトソーシングなどを手掛けている総合人材サービス会社です。

「はたらいて、笑おう。」をグループビジョンに掲げており、転職支援に正面から取り組み、人材紹介や転職支援を行っています。
また、テクノロジーを活用した既存事業の強化や進化、サービス開発にも注力しています。

さらには、新卒採用支援や教育研修サービス、組織・人事コンサルティングサービスなども展開しており、キャリア形成や人材業界に対して真正面から向き合っている企業です。
今後の展望として、マッチング率向上や「はたらく」をもっと自由にし、日本社会の変革に繋がるサービスや支援を展開していくことを目指しています。

・パーソルキャリアの売り上げ

コロナウイルスの影響で企業側の採用ニーズが落ち込んだことにより、2020年3月期まで右肩上がりだった売上高は微減しています。

但し、2022年以降その影響も小さくなりdodaとして過去最大の求人件数を保有している状況になっており企業ニーズも回復し売上高も回復する見込みと言えるでしょう。

パーソルキャリアの中途採用求人募集職種

パーソルキャリアが中途採用枠で募集している職種は、主に「リクルーティングコンサルタント(RC)」と「リクルーティングアドバイザー(RA)」、「キャリアアドバイザー(CA)」、「プロジェクトエージェント(PA)」、「経営コンサルティング営業」の5つの職種の募集が行われています。

・リクルーティングコンサルタント(RC)

クライアントの規模や業界、エリアによって事業部が分かれており、最近ではインサイドセールスの部署もあります。

扱う商材は、転職サイトのdodaやダイレクトリクルーティングのdoda Recruiters、採用イベントのdoda転職フェアなどです。

中途採用を検討している企業様に採用背景や採用予算などをヒアリングし、プランニングを行い上記サービスを利用いただいて採用支援を行います。

リクルーティングコンサルタントが携わるサービスはすべて前課金サービスで想定される応募数、採用数などを提示してクライアントニーズに合わせた提案を行っていく形になります。

したがって、現状見えない成果に対してクライアントから費用を頂いて採用支援することになりますので営業自信を信頼頂いたり、クライアントが納得できる提案ができる営業スキルが求められますし、そのような営業力が身に付きます。

・リクルーティングアドバイザー(RA)

扱う商材はdoda人材紹介サービスです。クライアントから経営課題に即した採用ニーズを発掘し、事業としてどんな人を採用すれば前進するのかを考え要件定義し、dodaに登録いただいている個人登録者の中から人選し、応募を獲得し、クライアントへご推薦→選考フローにおいても仲介し、採用決定支援まで伴奏する役割を担います。

営業の側面ももちろんありますが、それよりもコンサルティングに近い役割で営業力よりも課題解決能力が求められますし、スキルとしても身に付きます。

・キャリアアドバイザー(CA)

扱う商材はdoda人材紹介サービスです。クライアントはdodaに登録いただいた個人候補者に対して、電話や対面、オンラインにて過去のご経験、転職理由、どんなキャリアプランを描いているのかなどのキャリアカウンセリングを行います。

その後、上記のリクルーティングアドバイザーが獲得してきた求人を紹介し、応募獲得→面接の対策→入社支援まで伴奏します。個人の方に寄り添った接し方や納得いただけるようなコミュニケーションをとるためのロジカルさ、また営業としてもカウンセリング数や支援数を目標として持つため数字を追う力など様々な力が身に付きます。一方で、個人の方に理解いただくためにも求職者と同じ職種を経験している方は成果に結びつきやすいため、様々なバックボーンを持つ方を採用しております。

・プロジェクトエージェント(PA)

簡単にお伝えしますと、上記のRAとCAの役割を非対面で両手で行うポジションです。上記のリクルーティングアドバイザー(RA)が獲得してきた求人とスカウティングメールや公開求人にて応募いただいた求職者個人とを結びつけ、転職支援まで一貫してサポートする役割です。

非対面でありながらも求職者の深い転職理由や希望まで聞き取るヒアリング能力や採用ニーズをヒアリングするスキル、そしてクライアントも個人も対応するのでマルチタスク能力が求められますし身に付きます。

・経営コンサルティング営業


扱う商材は、扱う商材はi-coomonです。クライアントから経営課題をヒアリングし、どんなノウハウや知見があれば経営課題解決に結びつくのか考え抜き言語化します。

その後、i-commonに登録いただいている顧問の中から人選し、クライアントから獲得した求人に応募いただき、クライアントへの顧問の紹介、面談の調整、顧問の採用が決まった後はプロジェクトの管理まで一貫して行う役割です。営業力もですが経営課題解決力も身に付きますし、こちらもクライアント・顧問に対して納得する意思決定をしていただくためにもその業界の経験者が活躍しやすいので、様々なバックボーンを持つ方を採用しています。

パーソルキャリアの就職&転職に必要なスキル

・営業経験

パーソルキャリアでは、主にセールス系職種で中途採用行う際は営業経験が最低1年以上は必要と言えます。

パーソルキャリアのような業界大手の人気企業は、求人を公開するだけで大量の志願者が集まってくるので、先行で勝ち残っていくためには、高い営業力や課題解決力を持っていることを証明する必要があります。

具体的には、「法人営業経験で目標達成率120%」「営業所内でMVP獲得」「こんな顧客の悩みを社内のメンバー巻き込んで解決に導きました」など、誰が見ても営業力あるな、うちに来ても課題解決力を発揮してくれるなを判断されるレベルのスキルをアピールしていく必要があります。

・営業経験がない方でも中途入社している方が多数活躍している?

実は上記の営業職で中途入社している方ばかりではありません。中には、販売サービス業での店長・副店長経験者や事業会社での管理部門経験者など様々活躍されています。

それはなぜなのか?
パーソルキャリアの中核事業である中途採用領域のサービスにおいて、求職者の目線に立ってサービス提供することが非常に重要です。

したがって、求職者と同じバックボーンや同じ職種を経験していた方のほうが話の理解もお互いしやすく、納得いく意思決定がなされやすいため実は営業経験者のみではなく幅広いバックボーンの方を採用しています。

・営業経験を持っていない方は何をアピールすればよいのか?

課題解決能力とコミュニケーション能力です。</span >
どんな仕事でも発生する答えのない課題に対してどのように考え、実行し解決してきたか、またどのようなコミュニケーションスキルを駆使して顧客満足度を向上させてきたか、
また、降りてきた仕事のみならず自ら考え、実行してきた事例などでアピールすべきです。

・パーソルキャリアのVALUE

転職において、入社したい会社がどんな人物を求めているかを知ることが非常に重要です。

そこでパーソルキャリアのHPにも記載のあるVALUEを見ていきましょう。

パーソルキャリアのVALUEは”外向き””自分ゴト化””成長マインド”の3つです。実は選考においても以下のポイントで判断しています。

“外向き”=”顧客志向・マーケット志向”です。
パーソルキャリアは顧客志向であり、マーケットにどのようなインパクトを残したいのか、どう変えたいのかといったスタンスを重要視しています。

顧客課題を解決するために営業担当のメイン商材以外のグループ企業132社のサービスを活用しての課題解決も可能です。

また、自分の担当するエリア・マーケットに対して変革を起こすために過去の概念にとらわれず自身のやってみたいことを実行させてもらえる採用も渡されます。そんな環境下で成果を残せる人材を求めていることもうかがえます。

“自分ゴト化”=”当事者意識”もしくは”他責にしないこと”です。
売り手市場の人材マーケットの中で、顧客の採用成功という結果になかなか導けないことも多々あります。

そんな中でも諦めず、他責にせず、自分の責任ととらえ自身が顧客の立場であったら・自分が求職者だったらどんな仕事を探すだろうかなど、相手の目線に立ちそれを自分のことと捉え考え抜く人材を求めています。

“成長マインド”=”顧客体験価値を向上させるために自信を向上させるスタンス”もしくは”快くまわりからのフィードバックを受け入れること”です。

外向き、自分ゴト化を体現していく中で顧客・マーケットの求める水準まで達しないことも多々あります。そんな時に自身で内省しスキル向上のために自己研鑽することもそうですし、自分から能動的に周りの知見を借りに行き多くの人を巻き込んで課題解決に導くスキルも付けてほしいという思いもあり、そこに共感できる人材を求めています。

パーソルキャリアに転職する人に多い出身会社

・営業経験者

有形無形問わず、様々な営業経験者が活躍しています。

課題解決を主に提供する価値になりますので無形商材出身者が多いのですが、OA機器など有形商材営業経験者も多数活躍しています。

・同業の人材業界企業

リクルートグループやマイナビなど同じように人材サービスを持つ企業からの転職者も多いです。

前職では転職サイトの営業をしていて、転職して人材紹介の営業としてリクルーティングアドバイザー(RA)やキャリアアドバイザー(CA)にジョブチェンジするケースが多いです。

・事業会社の人事

事業会社の人事は自社の採用にしか関われないことから、パーソルキャリアのように業界業種関わらず様々な企業の採用支援にかかわれることをメリットに感じ転職される方も多いです。

例えば、自社の採用にかかわれる中で非常に優秀な方でがあるが自社にフィットしないため採用できない、もっと求職者のために最後まで支援できる仕事をしたいと思い立って入社される方も多いです。

パーソルキャリアの採用面接で聞かれた質問

ではここで、実際にパーソルキャリアで行われている採用面接で聞かれた質問内容を紹介していきます。

今回紹介する質問内容は中途採用面接での内容ですが、新卒採用においても同様のことを聞かれるケースも多いためぜひ参考にしていただけると良いかと思います。
パーソルキャリアでの採用面接で聞かれる内容は、実はシンプルかつ基本的な内容が多いです。
総合的にロジカルに話せるか、当社に来て再現性高く成果を残してくれるか、自身の成し遂げたいキャリアプランを実現できるのかを聞いています。

では具体的に見ていきましょう。

・新卒時の就活軸、今回の転職理由

これまで就職・転職する際にどんな動機があって行ったのか、それがなぜなのかを説き
キャリアに対して一貫性があるか、そこに自分の意思があるかを見極めています。

・「なぜパーソルキャリアに転職したいのか」

どうして人材業界を見ているのか、その中でもなぜパーソルキャリアなのか、リクルートではない理由は何かなどを聞きます。

顧客課題に対しての提供サービスのラインナップの多さやVALUEとして提示している”外向き”=”顧客志向”に共感している、などの
回答が望ましい傾向にあります。

・「パーソルキャリアで何を体現できると思うか」
再現性及びうちで成果を出せるのかを見極めています。
過去の経験から再現実現度の高い事例を準備し、回答ください。
・今までの最大の挫折体験。それをどう乗り越えたのか。
課題解決能力を見極めています。何を課題と捉え、それをなぜ課題と捉えたのか、どんな解決策を採用し乗り越えたのかを回答ください。

・「5年後どうなっていたいか?」
自身で意志もってキャリアプラン・ライフプランを設定し主体的な人生を歩もうとしているのか、それを叶えるためになぜパーソルキャリアで何を習得したいのか・体現したいのか、
本当にパーソルキャリアで実現でいると思うのか、それがなぜなのかを確認しています。

パーソルキャリアに就職。転職後の年収は?

パーソルキャリアの平均年収は約546万円

OpenWorkのデータによると、パーソルキャリアの平均年収は約546万円です。
この平均年収は、OpenWorkに寄せられた口コミ回答者246人の平均年収です。※2020年7月月のデータですので時期により変動している可能性があります。
dodaの「平均年収ランキング(最新版)」を見ると、サービス業界の平均年収約367万円となっています。その中で人材サービス業界の平均年収は約362万円というデータも出ています。
したがって、パーソルキャリアの平均年収は業界平均よりも高いことが分かります。

実力主義だが、インセンティブの要素は小さく安定的に上がっていく評価制度

営業目標の達成率、所属するチームやかかわっているプロジェクトなどでの組織貢献度などによりインセンティブも発生しますが実は同業他社とも比べてもインセンティブの割合は小さいです。
業績(営業実績)の評価は賞与に、組織貢献度については基本給に反映される仕組みになっています。

パーソルキャリアはグレード制を採用しており、決められた項目(パーソルキャリアの提示しているVALUE3項目)に対して各グレードごとに求める水準が設定されており
半期毎の面談で上司とのすり合わせを自己評価・上司評価の基に行われグレードが決まります。

年収を上げていくためには、インセンティブや賞与(1回あたり最大7か月程度)で稼ぐと同時に
グレードを上げていくことが重要です。要は、自身の成果のみならず周りにも伝搬しているかどうかが重要になります。自身の成功体験を言語化し、再現性を持たせ周りに伝搬しチームをけん引できるかどうかが大切です。もちろん、組織貢献というよりかはスペシャリストとしてキャリアを歩む方もいますがまだまだ少ないです。

パーソルキャリアへの就職・転職成功確率を高める方法

パーソルキャリアへの就職・転職成功率を最大限高める方法として、転職エージェントの活用をおススメします。

前提として、パーソルキャリアはリクルーティングコンサルト(RC)以外の職種で求人サイト等で募集するケースはあまりないので応募するためには
企業HPから直接応募するか転職エージェントに登録して応募するかの基本2択になります。

企業HPからの応募ですと、人材企業大手でもあり多数の応募に埋もれる可能性も高いため、面接対策等もしてくれる転職エージェントの利用をお勧めします。

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